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5 月 28 2007

原広司×小嶋一浩 対談

先週末、「CAD&CGマガジン」の企画で、原広司さんと小嶋一浩さんの対談に立ち会ってきた。
小嶋一浩さんとは、先月対談を行ったが、その続きの企画となる。

二人の対談を聞いていて、特に印象に残ったのは、原さんの次の一言。

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「アンリアル」

つまり、「建築家は、リアルな物質を扱っているからといって、アンリアルものから、眼を逸らせてはいけない。」ということ。
「例えば、ニューヨークの友人と携帯電話で話している人間が、A地点からB地点に移動しているとき、意識の中では、ニューヨークのA’からB’に移動しているといったことが考えられる。そうした意識の変化、経験の複雑化を捉え直すことが、建築を変えていく契機になる。」ということ。

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この対談を通じて、原さんの社会や建築に対する探究心は、若い頃から今に至るまで、一貫して変わらないのだと、強く感じた。

 
<追記>
原広司さんの事務所には、もうかれこれ20年ほど前に、出向で1年余りお世話になった経験があるが、覚えていていただけて、とても嬉しかった。奥様の若菜さんにもお会いできて、何だか懐かしさでいっぱいになった。

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