■概要
  心法寺(しんぽうじ)は、慶長2年(1597年)聖山上人の開山による浄土宗の古寺です。JR四谷駅から徒歩2、3分、麹町6丁目の大通りから少し路地に入った場所にあり、本尊の阿弥陀如来像は行基の作と伝えられています。千代田区内では唯一墓地のあるお寺として知られています。
  (所在地:東京都千代田区麹町6-4-2)

■プロジェクト解説
  心法寺客殿庫裡は境内の奥まった場所に位置し、隣接して床面積50,000uの大きなオフィスビルが建っています。このビルは本プロジェクトと同じ設計者の武田有左氏が担当したもので、今回のクライアントであるご住職とは当初、近隣住民対設計者として厳しい出会いだったと聞いています。しかし、隣接ビルが周辺環境に配慮したデザインとなったことから、ご住職の信頼を得て、客殿庫裡新築の設計を依頼されたとのことです。今回のプロジェクトでは、エントランス吹抜けの開口部マリオンについて、「1/f ゆらぎ」を用いた配列計画を行いました。「1/f ゆらぎ」は、風の動きや木目など自然のリズムを表すものとされ、完成した開口部の様相もそれに近いリズムが感じられるものとなっています。
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